日本の「靈氣/霊気」、世界の「REIKI/レイキ」

カタカナで表記される「レイキ」は、基本的に海外から逆輸入された実践法を指します。

たいへんに興味深い特徴は、“チャクラを整える”という概念がメインだということです。

チャクラとは

わたしたち人間のエネルギー場は通常オーラと呼ばれます。このオーラと身体を結ぶのがチャクラというエネルギーセンターです。

オーラについては、いずれまた別の機会に書かせていただきます。興味がおありの方は、ぜひルドルフ・シュタイナーの書籍をお読みになってください。ここではざっくりと。

チャクラは、車輪やろくろを意味するサンスクリット語です。狭義として人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢/エネルギーセンターを指します。世界中で多くとりあげられるのが「7つ」のチャクラです。

余談ですが。ご覧のとおり、7つそれぞれのチャクラは固有名詞で呼ばれることが多い海外に対して、日本は“第1チャクラ”…等、数字で呼びます。

ご存じの方もいらっしゃるように、夏季に日本列島を通過する台風を、日本は頑なに“台風1号”…等、数字で報道します。台風の名称は世界気象機関(WMO)熱帯低気圧プログラムに属する、14の国と地域の気象機関から構成されている《台風委員会》が決定しています。日本を除く多くの国々では名称を用いており、ここにも日本人の価値観が反映されているのがたいへん興味深いところです。

話が逸れましたが。

氣/気という文字の解釈

日本語には

気のせい
気がある
気になる
気が散る
気をそらす…等々、「氣/気」を用いた表現が数多く存在します。

そもそも、「氣/気」ってなんぞや?と突っ込みたいところですが、いずれの表現に関しても「明確に説明できなくても、こんな“感じ”なのは分かる」わけです。

一方で。想像してみるに、西洋(主にアメリカ・ハワイ)の方々は少なからず混乱したのではないかと思うのです。

西洋の方々にとって、理解しやすい「氣/気」の概念が、おそらく、前述したチャクラだったため、海外から逆輸入された「レイキ」には「チャクラへのヒーリング」が欠かせない要素となっているようです。

 

チャクラの概念と融合した「レイキ」

カイロプラクティックの医師がキネシオロジーに取り入れた東洋医学の「経絡」。仏教の伝来とともにタイに伝わった古代インド医学・アーユルヴェーダが民間療法として定着した、タイ古式マッサージの「セン」。

一方で、日本を起源とし、アメリカ・ハワイに伝えられた「靈氣/霊気」は「チャクラ」の概念を吸収して「REIKI/レイキ」へと進化しました。

 

「靈氣/霊気」は、「REIKI/レイキ」として発展したからこそ、広く世界中に普及したと言えるのではないでしょうか?